2021/01/26 16:29

縄文時代には、既に質の高い漆工技術がありましたので、そのリソースは

相当積み上げられてきています。その一つに、トップページにアップした
乾漆があります。



元は、仏像を作る技術として発展しましたが、余りにも手間が掛かるので
大きく展開されることはありませんでした。ただ、ロクロで作られる器物
は左右対称になりますが、乾漆は、その点自由度が高く、変幻自在なフォルムを
生み出すことができ、そこが大きな魅力です。

ただ、麻布を張り重ねる手間は、恐ろしく生産性を下げます。なので、「これは!」
というフォルムが浮かんだときだけに手掛けるアイテムになります。

今日アップした画像は、「張りぼて」技術を使う乾漆の「凸凹・雄型・雌型」
になります。石膏やセメント等いろいろな素材を試しましたが、今ではシリコン
に行きつきました。原型は、発泡ウレタンを、切れきれに研ぎ澄ましたカッターで
削り出して作ります(刃物の研ぎは得意です♬)。




Hommage to the primitive world

太古の風を受けて伝統、そして今へ